全国小学生バレーボール指導者三次講習会(神奈川県会場)に参加してまいりました

グリフィンズヘッドコーチの間です。2015年12月26日(土)〜27日(日)、神奈川県横浜市にある横浜市立横浜商業高等学校にて行われた、「JVAゴールドプランプログラム 平成27年度全国小学生バレーボール指導者三次講習会(神奈川県会場)」へ参加してきました。

この講習を受講し、筆記・実技のテストに合格すると、公益財団法人日本体育協会スポーツ指導員(バレーボール)専門科目修了者として認められ、専門科目の受講が免除されます。

カリキュラムは以下のような内容でした。

【1日目】
 12:00~13:00 受 付
 13:00~13:35 開講式
 13:40~14:05 講義1 指導者の理念
 14:10~14:40 講義2 バレーボールに必要な体力トレーニング
 14:50~15:35 講義3 救急法
 15:45~16:15 講義4 6・9人制のルール
 16:25~16:55 講義5 基礎フォーメーション
 17:05~18:00 筆記テスト
【2日目】  8:30~ 9:00 受付  9:00~12:00 実技講習    実技1 応用練習    実技2 基礎フォーメーション  12:00~13:00 昼食・休憩  13:00~15:30 実技テスト  15:30~16:00 閉講式

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1日目の座学については、一次講習会や二次講習会で教わった内容と、C級審判資格取得試験時に教わった内容を合わせて2で割ったものに、少しばかりプラスアルファしたような内容でした。試験については、全てこの日の講義の内容から出題され、しかも講義中に「ここが出ますよ!覚えてください!」と親切に教えてくれました(笑)なので真面目に講義を受けてさえいれば、筆記テストは間違いなくパスできると思います。60点以上で合格ということでしたから。

2日目の実技は、一次講習会や二次講習会で教わった内容よりも、より実戦を想定した練習メニューをいくつか教わりました。またこの日は教わるだけでなく、自分たちで練習メニューを組み立てる試みも、少しだけですがありました。午後は実技のテストでしたが、これはサーブをクロス、センター、ストレートへ各2本ずつ計6本、スパイク練習の手上げトスをセンタークイック3本、レフトオープン3本の計6本、そしてスリーメン(3人レシーブ)を30秒、それぞれモデルチームの子供たち相手に実践するというものでした。150人ほどいましたから、1人の持ち時間というのが非常に少なく、待ち時間が大変長かったため、寒くて仕方が無かったです。試験の内容も、普段チームの指導にあたられている方々なら出来て当たり前のことばかりですし、よっぽどのことがないと不合格というのはあり得ないと感じました。

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ということで無事講習を受け、閉校式にて受講者全員が合格であることが発表されました。私もめでたく修了証を頂きましたので、引き続き公益財団法人日本体育協会スポーツ指導員(バレーボール)共通科目の受講手続きを進めたいと思います。

三次講習会を通して感じたことは、一次講習、二次講習を受講していると、新しい発見は少ないかな、ということ。受講時期が離れていると、もっと違うのかもしれませんが、私は昨年に一次、今年に二次を受講したためか特にそう感じました。講師の方が個別にグループを見て回っていて、いくつか直接アドバイスも頂きましたが、150名という参加者の多さもあって、なかなか難しいのだろうなとは感じました。

どちらかというと、一緒に受講された指導者の皆さんから、子供への接し方であったり、お話しさせて頂いた内容から色々とチーム作りのヒントを頂いたりして、そちらの方から得るものが多かった気がします。日体協の資格を取ると、更新の為にまたこの講習を受講しなければならないようですから、何年かあとにまた受講した時には、また新しい何かが得られるのではと今から楽しみです。