第27回品川区長杯 小学生卒業記念バレーボール大会に参加しました
2016年3月20日(祝)、品川区総合体育館にて、第27回品川区長杯 小学生卒業記念バレーボール大会が開催されました。品川グリフィンズもこの大会に参加させていただきました。当チームとしては、単独では初の公式戦参加となる記念すべき大会です。その試合結果詳細を以下に記します。
■ Bブロック第1試合(Bコート第2試合)
品川グリフィンズ vs 三木ジュニアバレーボールクラブ
[ 0 - 2 ]
10 - 21
9 - 21
■ Bブロック第3試合(Bコート第4試合)
品川グリフィンズ vs 戸越アタッカーズ
[ 0 - 2 ]
18 - 21
11 - 21
2戦2敗で予選敗退。決勝トーナメントへは進めませんでした。
勝敗だけ見れば残念な結果ですが、バレー歴1年未満の2年男子がセッターを務め、そのトスをキャプテンである5年生女子が打ち、10点近くをスパイクで得点しました。それ以外の4人は皆、バレー歴数カ月である中、全員が1本以上、特に1年生女子が何本もサーブを相手コートに入れていました。最初は緊張でガチガチでしたが、徐々に慣れたのか少しだけ(本当に少しだけですが)足が動くようになり、パスもおぼつかないのに積極的にボールを触りに行く姿が見られました。相手チームがタイムアウトを取っても、なんのことか分からずなかなかベンチに帰ってこないとか、最初にサーブ順に並ぶのを知らなくて右往左往するとか、メンバーチェンジの手順がわからずまごつくとか、あれこれ準備不足の感は否めませんでしたが、そんな中でもあれだけの試合をしました。正直、10点なんてとても取れるわけがないと思っていました。相手のサーブで終わって、良くて5点くらいかなと思っていたのです。予想以上に点数を取れたことは、嬉しい誤算でした。
印象的だったのは、一人の子が1試合目が終わった後で、お母さんの胸で「わーん」と泣き出したことです。初めての試合で極度の緊張状態にあったのでしょう。そこから解き放たれて、反動で泣き出したように見えました。
緊張するというのは良いことだと思っています。それだけ真剣に、バレーボールに取り組む姿勢があるのだということ。何も考えていなければ緊張などしません。そうやってドキドキしながらいくつもの試合をこなして、子供たちは成長していくのでしょう。
この日の経験は子供達にとっても、私たちスタッフにとっても、親御さんたちにとっても、とても貴重なものになりました。来年のこの大会では、この涙を喜びの涙に変えたいですね。
7人写っていますが、実はこの日、体験入部に来てくれたのだけれど、急遽親御さんの転勤により引っ越しが決まり、入部できなくなってしまった子にベンチに入ってもらいました。連盟には無理を聞いて頂き、ありがとうございました。彼女にとって良い思い出になってくれたらなと思います。そして引っ越した先でも、バレーボールをやってくれたら嬉しいです。
そしてもう1人、まさにこの大会に参加する為に、無理言って入部してもらった6年生の男の子が、この試合を最後にグリフィンズを離れることになります。彼がいなければこの大会には参加できなかったわけですから、ある意味最大の功労者ということになります。進学する中学にはバレーボール部が無いということですし、そもそもサッカーをされていた子なのでバレーボールをされるかは微妙ですが、もしもバレーボールをしたいということであれば、いつでもグリフィンズへ一緒に汗を流しに来てくれたらと思います。ありがとうございました。