2017年7月30日（日）、「2017 東京都小学生バレーボール連盟 U10キッズ交流バレーボール大会」が開催されました。この大会は、普段あまり公式戦に出場する機会のない4年生以下（10歳以下、アンダー10＝U10）の子供達に、試合を経験する機会を与えようという趣旨の基に開催されている大会です。グリフィンズも出場し、E9Bグループとなり、大田区立貝塚中学校B会場にて4チーム総当りリーグ戦、計3試合を行いましたので、その結果をご報告いたします。

■ 1試合目（第2試合）

品川グリフィンズ
vs 渚ジュニア
[ 1 - 2 ]
21 - 16
16 - 21
12 - 15

■ 2試合目（第4試合）

品川グリフィンズ
vs フレンズJ.V.C
[ 1 - 2 ]
14 - 21
21 - 18
13 - 15

■ 3試合目（第6試合）

品川グリフィンズ
vs Team LEGO!!
[ 2 - 1 ]
21 - 18
14 - 21
16 - 14

1勝2敗の3位でした。

なんと、他チーム同士の試合も含む全6試合すべてがフルセットとなる大熱戦でした。更には2勝1敗、1勝2敗が2チームずつとなり、1位と2位、3位と4位が得失点差で決まるという大接戦。3位ではありましたが、優勝にも値する3位だったと思っています。

登録申し込み時に経験月を申告し、その合計がおおよそ同じとなるチーム同士をマッチアップしているのでしょうが、これほどまでに拮抗した組み合わせというのは他会場にはなかったのではないでしょうか。そういう意味で、運営に「Good Job!!」と thumbs up したい気持ちで一杯です。大変良い経験をさせて頂きました。

1試合目は、相手の強烈なサーブでポンポンと点を取られてしまいましたね。1セット目はなんとかしのぎ、逆にこちらのサーブで攻め返すことができたのですが、2セット目、3セット目では思うように得点を伸ばせませんでした。

2試合目は、まさに相手の執念にやられたという感じ。特に3セット目の最後がそうでしたね。相手センターのキャプテンがコート内を縦横無尽に駆け巡り、あらゆる手を使って得点を狙ってくるのですが、それをこちらが捌き切れませんでした。

3試合目は、ここまで2勝して来ている相手でしたから分が悪いと思っていたのですが、それで逆に吹っ切れたのか、今日イチの動きでなんと1セット目を先取。ところが、2セット目の途中でうちのキャプテンの足指がつるというアクシデント。「これはまずい」と思いましたが、一旦ベンチに下げて休ませるとほどなくして回復。2セット目途中で戻してそのセットはそのまま落としましたが、最終セット、デュースの接戦をなんとかものにしてようやく1勝をあげたのでした。

実はうちのキャプテン、開会式のチーム紹介で「目標は3勝することです」とぶち上げていました。結果は上記の通りですが、内容的には全勝としてあげたいくらいみんな頑張っていました。キャプテンの4年生はもちろん、セッターの3年生は安定したセットを供給し、課題であった、基本はアンダーハンドセットだけれども、アンダーで捌き切れないボールは無理のない（無理して高く上げない）範囲でオーバーハンドセットという使い分けも良くできていました。両サイドの2年生は、安定感抜群のサーブだけでなく、レセプションやディグも良く反応できていました。バックに交代で入った2年生2人と1年生も、できる範囲のことを頑張っていましたね。うち2年生男子は、初めての公式戦で、練習でもなかなか入らないサーブを1本入れてくれました

正直なところ、いくら経験月数が同じくらいのところとマッチアップされるといっても、練習でもほぼサーブの入らない子を常に2人もコートに立たせなければならないという状況に、一方的な敗戦で終わる可能性もあると思っていました。それがこれだけの試合をさせてもらえたのですから、大々々満足です。子供達もきっと、「これだけできるんだ」と自信になって、これからの練習に更に身が入るのではないでしょうか。

さて、8月には5年生以下の戸越銀座カップ、9月にはいよいよ品川区秋季大会、そして東京新聞杯の予選が始まります。次は5、6年生の番です。彼女たちは、U10の試合を観て何を感じたのか、それとも何も感じなかったのか。それは今後の練習で、しっかり見ていきたいと思います。