第4回教育長杯 品川区小学生バレーボール新人大会 結果
2018年1月7日(日)及び2018年1月8日(月祝)の2日間、品川区立戸越体育館ほかにて、第4回教育長杯 品川区小学生バレーボール新人大会が開催されました。グリフィンズの試合結果をご報告します。
■ 予選Cブロック
2018年1月7日(日)@品川区立第二延山小学校
第1試合
品川グリフィンズ vs 二延マリンズ
[ 0 - 2 ]
17 - 21
15 - 21
第4試合
品川グリフィンズ vs 立会アタッカーズV・B・C男子(C)
[ 1 - 2 ]
22 - 20
20 - 22
10 - 15
第6試合
品川グリフィンズ vs 上神戸越混合
[ 0 - 2 ]
12 - 21
13 - 21
■ 3位4位チーム大会
2018年1月8日(月祝)@品川区立戸越体育館
第2試合
品川グリフィンズ vs 後地ウイングス(B)
[ 2 - 0 ]
21 - 8
21 - 6
第5試合
品川グリフィンズ vs 立会アタッカーズV・B・C女子
[ 0 - 2 ]
9 - 21
11 - 21
予選は3戦全敗の最下位、3位4位チーム大会は1勝1敗の戦績で大会を終えました。
年末より新しいフォーメーションに取り組み始め、この大会でも従来のフォーメーションとの使い分けを試みましたが、まだまだ従来のフォーメーションの方が有効でした。その理由は以下の通り。
- 新しいフォーメーションでは5年生2人にサイドのブロックを跳んでもらうが、ブロックスキルがまだまだ相手の脅威になるレベルに無い。
- ミドルからの攻撃がメインのチームが多い。
- スパイカーにそれほど高さがなく、コート奥に長いスパイクが跳んでくる場面がほとんどなのだが、5年生を前衛にしてしまうと、バックの2年生がそれを拾い切れない。ノーブロックでもバックに5年生を置いた方がボールが繋がる確率が高い。
- レフトサイドとライトサイドにセットを供給するため、4年生男子をセッターに据えると、守備(フロアディフェンス)が手薄になる。代わってミドルに入る3年生女子では、守備範囲がまだまだ狭い。
5年生にゲームの中で、生きたブロック及びスパイクを経験して欲しいと試みたフォーメーションでしたが、まだまだ実用段階にはないな、というのが正直なところ。また、相手チームを見ると、5年生にはブロックよりもバックでディグに専念してもらった方が有効なケースが多いです。とはいえ、経験を積まなければいつまで経っても使えるようにならないわけで、実戦でも様子を見て導入しつつ、練習試合でもどんどん試して、来年3月の卒業生大会にはそれなりの形になると良いなと思っています。
さて、全体としては良くボールが繋がるようになりましたが、課題は
- 得点源がないこと
ですね。せっかくボールを繋いでも、アタックでポイントを取ることができていません。スパイクをアウトにしたり、ネットにかけたり、弱くて易々とディグされて切り返されたり。前述の5年生の成長も併せ、得点力のあるアタッカーと、安定したセットを供給できるセッターの育成と、どこからでも攻撃に繋げられるよう、ハイセットの精度を上げていかなければなりません。
もう1つはサーブです。得点源となるべき1番手サーバーが非常に不安定です。2番手サーバーが急激に良くなってきているので、この二人でもっと点数をとって欲しいところ。1番手はパワーがありますので、単に思い切り打つだけでなく、しっかりパワーの出し入れと、コースの打ち分けができるようにトレーニングしていく必要があります。
他にも、これまではネットを越えて相手コートに入れるのが精一杯だった2年生のサーブが、当たりが良いとエンドにアウトになるようになってしまっていたり。成長を感じるとともに、それはそれで新たな課題となっていたりします。
総じて、声も出ていたし良く足も動いていたし、しっかりと現在の実力を出し切れた大会だと思います。すぐにミカサ杯の予選が始まりますので、試合をこなしつつ明らかになった課題をクリアしていかなければなりません。頑張りましょう。